(35/52週)8月26日~9月1日 リリース

=今週のレコメンド=


(Apple Music/Spotify)

Sundays
Tanukichan 

https://tower.jp/article/feature_item/2018/05/23/0105    

アメリカ・オークランドを拠点に活動する、ハンナ・ヴァン・ルーン(Trails and Ways)によるソロプロジェクト。2年前に発表されたEPに続き、トロ・イ・モワこと、チャズ・ベアーがプロデュースを手がけるデビューアルバムがリリース。女性の歌声が持つ、メランコリックで美しいシューゲイズサウンド。タヌキチャンっていうアーティスト名もなんだか可愛い。


(Apple Music/Spotify)

Joy as an Act of Resistance.
IDLES 

http://hostess.co.jp/releases/2018/08/HSE-4638.html

イギリス・ブリストルのポスト・パンクバンド、アイドルズ。2016年の1stアルバムに続く2枚目のアルバムがリリース。シャウトするボーカルも含め、パート全体がメロディアスで、ギターはシューゲイズバンドかと思うくらいの煌めきサウンド。今月には代官山UNITで初来日公演もあるそう。。と、調べてから風邪で寝込んだせいで公演終わってました(涙)


(Apple Music/Spotify)

HOMECOMING
ROTH BART BARON 

https://spincoaster.com/news/roth-bart-baron-release-new-single-homecoming-from-3rd-album    

2人組のフォークロックバンド、ロットバルトバロン。今年の秋にリリース予定の3rdアルバムより、2作品目の先行シングルが公開。これまでの作品と比べて歌に寄り添うことで得た、メロディーのコントラストが美しく、どこまでも眩しくて目がくらむほど。クラウドファウンディングもまだ間に合います。https://www.muevo.jp/campaigns/1499



▼オルタナティブ▼ 


(Apple Music/Spotify)

OVERDOSE
ravenknee 

https://spincoaster.com/news/ravenknee-release-new-song-overdose-and-mv    

2017年の暮れに始動し、東京で活動するレイベンニー。サマーソニックや、ホットスタッフ・プロモーションが企画するライブハウス発信インディーズイベント「Ruby Tuesday」にも出演するニューカマー。幾つかのバンド活動やソロを経て松本祥が中心となり立ち上げた、ポストパンク/エレクトロニカなサウンドで、力強いサウンド。声もいいね。


(Apple Music/Spotify)

Blurred
mabanua 

https://qetic.jp/music/mabanua_hamaokamoto-pickup/294362/  

https://natalie.mu/music/news/296462 

mabanua、ソロ名義でおよそ6年ぶり、3枚目となるアルバムがリリース。CharaやAchico(Ropes)をフューチャーた楽曲など11曲が収録。全ての楽器を1人で演奏し、心地のいいサウンドが魅力的。


(LP)

the SEA
サニーデイ・サービス 

http://fnmnl.tv/2018/07/13/56103     

サニーデイ・サービスの12thアルバム「the CITY」を18組のアーティストでリミックス、Spotifyで随時公開されていた「the SEA」が、8/29にアナログ盤でリリース。Youtubeは先週ピックアップしたVaVaが手がけたリミックス。


()

Precipice
indi 

https://merurido.jp/topic.php?srcbnr=22983 

https://www.indienative.com/2018/06/indi  

「ビョークな才能」を持つ女性ソロアーティスト、インディのデビューアルバムがリリース。以前にはDoprah、New Dawnとして活動していた彼女のソロ作。ニュージーランド名門 Flying Nun Records/2670recordsより。


()

Festival
Sentimental boys 

https://spincoaster.com/sentimental-boys-please-let-me-hear-humor     

2012年より現メンバーで活動する4人組バンド、センチメンタル・ボーイズ。2ndフルアルバムがリリース。MVが公開されている「ユーモアを聴かせて」は閉塞されたメロディーが、サビで一気に解放されるグッドミュージック。「誰もいない夏」をテーマに制作された、誰もいない=抜け出せない夏の、思い出の欠片がジワリと痛い。まさにセンチメンタル。


(Apple Music/Spotify)

Stand Alone
UN.a 

https://ototoy.jp/_/default/p/119516 (試聴)    

http://purre-goohn.com/un-astand-alone/   

ピアニスト/電子音楽家・中村浩之と、サックス奏者/ミシキングエンジニア・宇津木紘一により結成したユニットUN.a(ユーエヌエー)、今年の6月からスタートした配信リリース第4作を発表。連作の中には、ermhoiをフューチャーした楽曲も。ジャズとエレクトロにかのクロスオーバーした作品。


(Apple Music/Spotify)

Be My Organ
Beacon 

http://hostess.co.jp/news/2018/08/017408.html    

2011年から活動を開始し、Gold Panda、OPN、Tychoらのツアーサポートも務めたエレクトロニック・デュオ、ビーコン。11月にリリースする3rdアルバムから新曲が公開。アルバムレコーディングにはTychoのドラマーでありNitemoves名義でソロ活動を行うローリー・オコナーが参加。艶っぽいボーカルも美しい。


(Apple Music/Spotify) 

Best Part Of Us – Tropical Remix
AmPm 

https://qetic.jp/music/ampm-180827/294216/ 

https://itunes.apple.com/jp/album/best-part-of-us-feat-michael-kaneko-tropical-remix/1421686658  

覆面アーティスト・アムパムのセルフリミックス作品がリリース。昨年3月にリリース、Michael Kanekoをフューチャーしたデビュー曲を、美しいチルなメロディーを残しつつ、夏のパーティーに似合うトロピカルなダンストラックにリメイク。今年の下半期にリリースラッシュを予定しているそうなので、メモ。


(Apple Music/Spotify) 

GAMES
高田漣 

https://natalie.mu/music/news/296097     

高田漣のニューシングル、共同プロデューサーに砂原良徳が参加。80'sなテクノサウンドに驚きつつも、ジャケットのデザインがYMOのSOLID STATE SURVIVORのオマージュなので、そういうことかと納得。



▼クラシック▼ 

(Apple Music/Spotify) 

Solo Piano lll
CHILLY GONZALES 

 https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=9833     

9月末より公開される、天才音楽家・チリー・ゴンザレスのドキュメンタリー映画「黙ってピアノを弾いてくれ」も話題になる中、2004年の第一弾から続く、ソロ三部作の最終章「Solo Piano lll」がリリース。



▼アンビエント▼ 


()

DANZINDAN-POJIDON [New Master Edition]

INOYAMALAND 

http://diskunion.net/clubt/ct/detail/1007696963    

1983年にリリースされた、日本のアンビエントの先駆者・イノヤマランドの1stアルバム。35年を経てオリジナルマルチトラックテープをデジタル化。ディスクユニオンに掲載されていたYoutubeを貼っていますが、あくまで「参考音源」であり、当時の雰囲気を極限まで再現したミックスダウンを施した作品になっている、とのこと。景色や気温まで表現されているような環境音楽。

▼ヒップホップ/R&B▼ 

(Apple Music/Spotify) 

Kamikaze
EMINEM 

https://qetic.jp/music/eminem-180831/294745/   
https://www.barks.jp/news/?id=1000159538

サプライズでリリースされたエミネム10枚目のスタジオアルバム。9/8のニュースではUKアルバムチャート1位を獲得。アルバムジャケットを見たときにビースティ・ボーイズだとばかり思ってしまったオマージュの意図も気になる。


(Apple Music/Spotify) 

住所 feat.岡村靖幸
KICK THE CAN CREW 

https://tower.jp/article/news/2018/07/27/tg006     

KICK THE CAN CREW、15年ぶりのニューシングルで岡村靖幸とコラボ。メロディはKREVAが担当し、サウンドプロデュースは蔦谷好位置とKREVA。キャッチーかつ、大人も好きそうな、ゆったりとしたパーティーソング。

 

(Apple Music/Spotify) 

kick in the world
春ねむり 

https://youtu.be/JyC80gcLxg4   

http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/18882    

映画「; the eternal /spring」の主題歌を春ねむりが書き下ろした。当初は名前が伏せられ、劇中に登場するバンドの楽曲として公開、映画内ではフルバージョンのほか、アコースティックverも使用されているそう。いつでもヒリヒリする彼女の歌が、映像に乗るとまた一段と刺さる。同曲を含む2ndマキシシングルがリリース。


(Apple Music/Spotify) 

Crazy
向井太一 

https://natalie.mu/music/news/297337    

https://www.instagram.com/stories/highlights/17902748482231196/?hl=ja (試聴) 

11月にリリースされるアルバムから、新曲が配信リリース。映像がInstagramのIGTVにて公開。どんどん新しいツールが出てくるのでメモ。


(Apple Music/Spotify) 

hiyamugi
PARKGOLF  

https://spincoaster.com/news/parkgolf-release-new-ep-hiyamugi (試聴)   

ゲスの極み乙女。、tofubeatsなどのリミックスや、上坂すみれへの楽曲提供。最近ではJvcki Waiとのコラボでも注目される、北海道出身のビートメイカー/プロデューサーのパークゴルフが、新作EPをリリース。子供の頃を思い出すという3曲を収録、想像以上にアブストラクトでうっとり。


 (Apple Music/Spotify)

Down
GOODMOODGOKU 

https://qetic.jp/music/goodmoodgoku-180831/294653/     

https://itunes.apple.com/jp/album/1434376137?mt=1&app=music (試聴) 

ラッパー/シンガー/ビートメイカーとして活動する、グッドムードゴク。自身がビートを手がけた最新シングルを配信リリース。冷たい水に触れたような、アンニュイなサウンド。



▼ポップス▼ 

(Apple Music/Spotify) 

狼の詩
新しい学校のリーダーズ×H ZETTRIO 

https://www.cinra.net/news/20180829-leaders    

4人組パフォーマンスユニット、新しい学校のリーダーズのシングル。表題曲の「狼の唄」と「雨夜の接吻」の2曲を収録。昭和を代表する作詞家、阿久悠の未発表歌詞をもとに、H ZETT Mが作曲、演奏をH ZETTRIOが手がけた作品。ボーカルを担当するSUZUKAのハスキーな歌声が昭和ジャズにフィット。時代ギャップも含めて面白い。


(Apple Music/Spotify) 

New Way of Lovin’
校庭カメラガールドライ 

https://youtu.be/4IMTQPadejc  

https://ototoy.jp/_/default/p/113374 (試聴)   

4月に新メンバーが加入し、新体制となった3人組アイドルグループ(=ウルトラアイドルラップコレクティブ)、校庭カメラガールドライ、通称・コウテカ3。初の全国流通盤がリリース。ハウス、テクノ、チルなど、手触りのいいトラックに、歌とラップが重なるレイヤー構造。Youtubeのクレジットには、music by ALYT- are masayuki kubo and jasと表記があったので、メモ。ジャケットのアートワークもいいな。


()

ナユタン星からの物体Z
ナユタン星人 

https://natalie.mu/music/news/287975    

http://nayutalien.com/z/(特設ページ)

2015年に動画投稿を始め、人気を集めるボカロP・ナユタン星人。「X」「Y」に続く三部作の完結編「ナユタン星からの物体Z」をリリース。また、ボーナストラックには初音ミク10周年記念コンピレーションに書き下ろした「リバースユニバース」なども収録。言葉の選び方や、メロディーセンスに脱帽。      



▼タイアップ/テーマソング▼ 

(Apple Music/Spotify) 

Water Lily Flower
フジファブリック 

https://skream.jp/news/2018/07/fujifabric_kokohataikutsu.php   

10月公開の映画「ここは退屈迎えに来て」の主題歌。同じく10月にリリースするミニアルバムより、先行配信された楽曲。今回主題歌だけではなく、劇伴も担当してるそうなので、映画も是非チェックしたい。水の波紋のように響いていくメロディがとても美しく、フジファブリックの新しい一面を見た感じ。


(Apple Music/Spotify) 

箱人間
SAKANAMON 

https://natalie.mu/music/news/297458    

SAKANAMON、結成10周年を記念して作られたフェイクドキュメンタリー映画「SAKANAMON THE MOVIE ~ サカナモンは、なぜ売れないのか ~」のエンディング曲が配信限定でリリース。レコーディングエンジニアはtoeの美濃隆章さん、とのこと。心に刺さるミディアムバラード。


()

ファンファーレ/春夏秋冬
sumika 

https://skream.jp/news/2018/07/sumika_syunkasyuto_kimisui.php 

劇場アニメ「君の膵臓をたべたい」の劇中歌・主題歌。柔らかくて軽快だけど、青春特有の焦燥感もしっかりとあり、すんなりとドラマに馴染むメロディーがさすが。ちなみに映画の音楽は世武裕子さんが担当してるそうなので、こちらも気になる。


(Apple Music/Spotify) 

Hikari
androp 

https://skream.jp/news/2018/07/androp_hikari_special_movie.php    

ドラマ「グッド・ドクター」の主題歌。andropのシングルがリリース。電子サウンドではなく、ピアノの旋律が美しい作品。


(Apple Music/Spotify) 

Only One
iri 

https://natalie.mu/music/news/292272    

国際ファッション専門職大学のCMソングとして先行配信されていたiriの「Only One」を含む4曲入りシングルがリリース。ハスキーな歌声がかっこいい。M4「飛行」のトラックをKan Sanoがプロデュース。


(Apple Music/Spotify) 

SUNNY 強い気持ち・強い愛
OST 

https://www.cinra.net/column/201808-sunny   

映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」のサウンドトラック。小沢健二、trf、JUDY AND MARY、安室奈美恵という、1993年〜1998年くらいの「女子高生が時代の中心だった頃」のヒット曲が盛りだくさん。韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」をもとに、「モテキ」を手がけた大根仁監督、企画・プロデュースは川村元気、劇中の音楽は小室哲哉が担当。もはや最強。この映画の構想が何年前から始まったのか分からないけど、平成が終わったり、小室さんも安室チャンも引退なんてトピックも意識しちゃう。



▼ロック▼ 

(Apple Music/Spotify) 

秒針を噛む
ずっと真夜中でいいのに 

https://natalie.mu/music/news/297619    

ボーカリスト・ACAねと、ボカロP・ぬゆりが手がけ、6月の動画公開から爆発的な勢いで再生されている楽曲が、8月末に配信サイトでリリース。ブレのないハイトーンなACAねの歌声も、メロディーのキャッチーさも完璧な1曲。配信クレジットによるとEMI/ユニバーサルミュージックとのこと。


()

生きる
ザ・クロマニヨンズ 

https://natalie.mu/music/news/287814    

今年の10月に12枚目のアルバムをリリースする、ザ・クロマニヨンズ、アルバムにも収録される先行シングル「生きる」をリリース。ブレない直球のロックンロールが染みる。


(Apple Music/Spotify) 

ELEVEN PIECE
ORANGE RANGE 

https://www.barks.jp/news/?id=1000156760    

http://recochoku.jp/album/A2001316452/(試聴)  

オレンジレンジ、3年ぶり、11枚目のアルバムが、日本と台湾で同時リリース。WOWOW NBAバスケットボール17-18イメージソング「Hopping」、FC琉球公式応援ソング「Ryukyu Wind」を含む11曲。


(Apple Music/Spotify) 

私は怒りでできている
惑星アブノーマル 

https://natalie.mu/music/news/288247    

http://music-book.jp/music/Artist/1011731/hiresoalbum/aaaax6cx (試聴)  

Vo.とKey.による2人組音楽ユニット、惑星アブノーマル。ミニアルバム4作品を経て、初の1stフルアルバムを全国リリース。鍵盤で紡ぐメロディーと、巧くて鋭利なのに、鈍器で打たれたような衝撃を秘めるTAKEKOの歌に引き込まれる。


()

TO LIVE IS TO DIE,TO DIE IS TO LIVE
PALM 

https://natalie.mu/music/news/286241   

大阪のハードコアバンド、パーム。前作のEPから4年、フルアルバムとして6年ぶりの新作をリリース。MVを見ると日本語とも分からないシャウトと轟音が先導し、徐々にリズム隊が主体となるパートへ移行。ハードコアは普段あまり聴かないけど、静と動の対比というか、パートの聴かせ方が素晴らしいなと思ったので、メモ。

 

()

Retrace
tact 

https://natalie.mu/music/news/284832   

宇都宮で結成されたスリーピースバンド、エモーショナルなサウンドに目がチカチカする。清々しいコーラスワークも魅力的。2008年、高校時代に結成し6年後に一度解散、昨年オリジナルメンバーで活動を再開した彼らの、最新ミニアルバムがリリース。 




>>以上、今週 先週のリサーチでした

すみません、1週間遅れました。言い訳ですが、風邪こじらせて寝込んでおりました。
季節の変わり目ですので、風邪にはお気をつけて。

音鳴りいいですか?   music topics

音楽とお酒のある日常。

0コメント

  • 1000 / 1000