2022年8月第1週
今週紹介する "メロウでチル" な10曲はこちら!
1.Miss The Days / SBTRKT
2.Seasons feat. Nenashi / Snowk
3.Butterflies(ft. KAINA [Serph Remix]) / Sen Morimoto
4.みずをくみにいく / Akira Shimooka
5.KiD (feat. rowbai) / Lil Soft Tennis
6.然 / zezeco
7.Nectar. / Skaai
8.Outer Ego (Sunset Rollercoaster Remix)/ The fin.
9.ordinary people feat. BIM/ Ryu Matsuyama
10.Part Of The Band / The 1975
連日、40度に近い真夏日が続いたので、溶け出しそうな気持ちをミニマルとアンビエントに込めました。後半はどうしても入れたか楽曲なので、最後まで聴いてもらえると嬉しいです。
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1.Miss The Days / SBTRKT
https://www.indienative.com/2022/07/miss-the-days/
https://nme-jp.com/news/118793/
2022.7.25 Single
今週の1曲目は、2011年にデビューした覆面音楽プロデューサー・SBTRKT(サブトラクト)、およそ6年の歳月を経て、再始動2作目となるシングルをセレクト。ピッチの早いリズムトラックと、女性ボーカルの緩やかなメロディーの対比が美しい。そこはかとない清涼感を感じる1曲。
2.Seasons feat. Nenashi / Snowk
https://spincoaster.com/news/snowk-release-new-single-seasons-feat-nenashi
2022.6.29 EP「Haze」
続く2曲目は、雪国出身のDJ/プロデューサー・Yutaka Takanamiと、Fuminori Kagajoによる2人組ユニットSnowk。最新EPより、昨年11月に先行配信されたシングル曲をセレクト。イントロに入る丸みのあるキックの音や、異世界感の漂うNenashiの歌声、楽曲全体を覆うアンビエンスなシンセが程よく絡み合う。うだる様な猛暑に、凛とした冷気を感じさせてくれる気がします。
3.Butterflies(ft. KAINA [Serph Remix]) / Sen Morimoto
https://spincoaster.com/news/sen-morimoto-remix-album-sean-motorolla
https://indiegrab.jp/news/112708/
2022.7.13 Remix Album「Sean Motorolla」
続いては、シカゴを拠点に活動するプロデューサー・Sen Morimotoが2020年にリリースした2ndアルバムの楽曲を、様々なゲストと共にリミックスした最新アルバムより、電子音楽家・Serph(サーフ)がリミックスを手がけた楽曲をセレクト。M2に続き、緩急のあるリズムとメロディー対比が美しくグルーヴする。まるで目眩がしそうな夏の日差しの様で、アグレッシブに展開するラストも聴きどころ。
4.みずをくみにいく / Akira Shimooka
https://indiegrab.jp/news/115923/
2022.2.16 Single
続いては、アナログフィッシュのボーカル・ギターを勤める、下岡晃のソロ楽曲をセレクト。タイトルの通り、自然に囲まれた川のほとりで、マイナスイオンを浴びている様な神々しさがあり、反復するメロディーに載せてポエトリーリーディングで紡ぐ歌詞が、混沌としたM3のラストから、一瞬で静寂を取り戻しつつ、更に深いところまで連れて行ってくれる様です。額に入れて飾っておきたい1曲。
5.KiD (feat. rowbai) / Lil Soft Tennis
https://ototoy.jp/_/default/p/1220308
https://ototoy.jp/_/default/p/724144
2022.5.18 EP「KiD」
続く5曲目は、大阪を拠点に活動するソロプロジェクト、Lil Soft Tennis(リルソフトテニス)、6曲入りの最新EPより表題曲をセレクト。静かに始まるピアノとリズムトラックが心地よく、遠くから聴こえて来るような繊細なラップがビートを彩り、物語を集約する様に、rowbai(ロウバイ)の歌声が響く壮大な1曲。自分の中に眠っている「ナニカ」が呼び起こされた様な衝撃、こんなメロディーにずっと酔って居たい。ちなみにrowbaiは<LOW HIGH WHO?>所属のシンガーソングライターだそう。併せてチェックしたい。
6.然 / zezeco
https://www.cdjournal.com/main/news/zezeco/94645
2022.1.19 1st Album「燦然」
続いては、日本のオルタナ/ハードコアシーンを牽引するバンド、downy(ダウニー)の青木ロビンと、アジアで活動するテクノアーティスト、manukan(マヌカン)による2人組ユニット、zezeco(ゼゼコ)、今年1月にリリースされた1stアルバムよりリード曲をセレクト。ノイズ、ミニマル、ダブ、さらに日本の「和」を感じさせるフレーズを盛り込みつつ、余分な部分を切り落とし、綺麗にシェイプされた実験的音楽。外国語のように聴こえる日本語の歌詞も美しい。
7.Nectar. / Skaai
https://spincoaster.com/news/skaai-release-2nd-singke-nectar
2022.2.9 Single
続く7曲目は、2020年よりSoundCloudに楽曲を公開し、ラッパーとして活動をスタートしたSkaai(スカイ)、ビートメイカー・uin(ユイン)と共に制作し、今年2月にリリースしたシングル曲をセレクト。水の上を跳ねる様なシンセの音色と、どこか孤独を抱えた物憂げなメロディーが耳を擽る1曲。夜になると急に涼しくなる、夏特有のメロランコリーを感じました。(もちろん近年は夜になっても気温が下がらないのだけれど)
8.Outer Ego (Sunset Rollercoaster Remix)/ The fin.
https://spincoaster.com/news/the-fin-outer-ego-sunset-rollercoaster-remix
2022.7.27 Single
続いては、今年のフジロックにも出演した2人組バンド、The fin.の楽曲を、台北で活動するシティポップバンド、Sunset Rollercoaster(落日飛車)がリミックスを手がけた最新シングルをセレクト。The fin.らしさのあるフレーズを活かしつつ、リズムやシンセでドリーミーな質感をプラスした1曲。今週のプレイリストは全体的に重めだったので、ラストに向かってメロディアスな曲を足しました。
9.ordinary people feat. BIM/ Ryu Matsuyama
https://spincoaster.com/news/ryu-matsuyama-ordinary-people-feat-bim
2022.7.27 Single
続いては、今週どうしても紹介したかった1曲。2018年にメジャーデビューしたピアノ・スリーピースバンド、Ryu Matsuyama。ラッパー・BIMを迎えたコラボシングルをセレクト。「普通とは何か?」をテーマに共作された歌詞や、壮大なスケールに展開するメロディーのインパクトも、全てはRyuの持つファルセットの美しさが軸になっており、BIMのラップが絶妙なバランスで楽曲を引き締めてくれる。多くの人に届けたい、2022年のマストアンセムだと思います。
10.Part Of The Band / The 1975
https://www.indienative.com/2022/07/being-funny-in-a-foreign-language/
2022.7.7 Single
今週のラストを飾るのは、2013年にデビューしたイギリス・マンチェスターの4人組バンド、The 1975。10月にリリースが告知されている最新アルバムより、先行配信されたシングルをセレクト。メロディーの強度が高いM9に続く楽曲は、この曲しかないと思ったので。敢えて1音づつ爪弾いた様な、ストリングスやホーンの音色が楽曲のストーリーを際立て、ラストのサビではギターを中心とした大きなハーモニーへと展開していく、このエモーショナルは今年のサマーソニックで大いに味わいたいと思います。 本当に楽しみ。
以上です!
フジロックが終わり、各所で夏フェスが開催されていますが、まだまだ暑くなる様です。
熱中症対策、水分補給はしっかりと!
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