せっかく「VOICE」というページを作ったので、
定期的に、思っている事をアウトプットしようと思う。
今回はコロナについて、思っている事を書くけれど、
あくまでも誰かを責めて、自分の正義を振りかざしたいワケではないので、
こんな考え方もあると、なんとなく受け止めてもらえるとありがたい。
>最初に規制されて、最後に解かれると言われたエンタメ業界
さて、2020年に突如訪れた <新型コロナウィルス>
私たちの生活に与えた影響は、すでに山ほどあるだろう。
その中でも、私が一番身近に感じているのは、エンターテイメントへの影響だ。
きっかけは2020年2月26日。
もう一生忘れないあの日を境に、音楽の楽しみ方は激変し、今も制限され続けている。
あれから1年半。
多くのコンサートプロモーターや、マネージメント、レコード会社、そしてミュージシャン達が、少しずつ実態が解明されていく未知のウイルスに対して、最善策を模索する日々が続いている。
それは、音楽の現場となるライブハウスの経営や、運営に欠かせない音響、照明、楽器、そのほかコンサートに関わる技術者全ての雇用と生活を継続的に守る為であり…
同時に、私たち音楽リスナーの抱く、エンターテイメントへの<熱く強い想い>すら、守ってくれている。とても感謝すべき事だと、痛々しく思う。
>音楽は本当に「不要不急」なのだろうか?
当時の自分がそうだったように。
17歳で初めてライブに行った日から、さらに音楽が好きなった。
それは自分が「良い」思った事柄を、
初めて他人にも認めてもらった瞬間であり、
「変わり者」と批難されない場所がある事を知り、
心の底から生まれ変わった気になった。
もちろん、認証欲求を満たしてくれるのは、エンタメだけではないし、SNSの普及で、孤立しにくい世の中になったかもしれない。
いかに時代やツールが進化しても、実体験を越える感動は限られているし、その経験が誰かの心を支えていると信じている。ライブは不急じゃなくとも、決して不要ではないのだ。
>誰かに壊されるくらいなら、自分の目で見て確かめたい。
あれから24年が経ち。
今現在、私がライブで見ているは、推しのアーティストの挙動ではなく
見渡す限りの笑顔と、その多幸感に包まれた空間そのものだ。
スポーツや、旅行と同じように、経験で得る感動を、エンターテイメントは与えてくれる。
2020年の緊急事態宣言下で、バンドの解散や活動休止のニュースは少なくなかった。それを見てインディーズシーンが止まる危機感を感じていた。
ミュージシャンが居なくなれば、リスナーも居なくり。若いリスナーが居なくなれば、ミュージシャンになりたい人も、技術者になりたいと思う人も少なくなるだろう。
>今だからこそ、話したい事がある。
それでも、2021年現在。
<with コロナ> 時代に可能性を見出して、活動を続けているバンド達がいる。
ネットのニュースを見ていると、少しずつライブも再開してるようで喜ばしいが、
「本当に大丈夫なのか?」と、心配になるのも本音だ。
ライブ開催のガイドラインや、ルールを守った上で、さらに自問自答しながらステージに立つミュージシャン、試行錯誤をしながら運営をしているスタッフ。
現場の話を聞きながら、私自身がリスナーとして、どう行動するべきなのか、改めて考えたい。
コロナが始まってから離れてしまったけれど、やっぱり、ライブハウスに行ってみようと思う。
できれば、音楽=悪。という世間のイメージを、どうにか払拭したいと願っている。
そのために、現場の現状を自分なりに調べてみたい、もちろん緊急事態宣言中なので、ちょっとでも不安があったら外出はしない。
ずっと前に進めずにいたけれど、まず一歩。
背中を押してくれるのに、充分な夏の終わりでした。
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