2022年9月第1週
今週紹介する10曲はこちら!
1.Lemonade feat. Liyuu / JUVENILE
2.Wild Child feat. brb. / Shin Sakiura
3.OTT / easy life, BENEE
4.nothin' / illiomote
5.MINT / 高瀬統也
6.Tremolo / Chilli Beans.
7.It Only Takes Two / Surfaces
8.okashi / claquepot
9.Safari Night / Pictured Resort
10.ファジーサマー / Lucky Kilimanjaro
今週はシンプルに、今聴いて欲しいアーティストや楽曲を集めました!
既に注目されているアーティストや、来日したばかりの外タレなど、ワクワクをお届けします!
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セレクトのポイント
今週のプレイリストは、今お勧めしたアーティストを中心に、その歌詞やメッセージの中に、ハッとさせられた楽曲を選びました。夏休みも終わって、必要以上に他人と比べてしまう瞬間があるかも知れませんが、そんな悩みに寄り添ってくれる発見がありますように。
1曲目、「Lemonade feat. Liyuu」JUVENILE
今週の1曲目は、エレクトロ・ユニット、OOPARTZ(オーパーツ)名義でも活動する音楽プロデューサー、JUVENILE(ジェブナイル)。海外アーティストとのコラボレーション企画"グローバルプロジェクト"の第1弾となるシングル曲をセレクト。中国出身の歌手でコスプレイヤーのLiyuu(リーユウ)を招いたキュートなサマーソング。
JUVENILEは、2021年発表のコラボレーション・アルバム「INTERWEAVE 02」で知りましたが、ディスコ〜R&Bという印象だったので。今作のゆる〜いチル感もめっちゃいい。日本語Ver.と中国語Ver.が同時リリースされているので、是非聴き比べを!
2022.8.10 Single
https://spaceshowermusic.com/news/162136/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000549.000011969.html
2曲目、「Wild Child feat. brb. 」Shin Sakiura
続く2曲目は、みんな大好き!音楽プロデューサー・Shin Sakiuraと、AmPmやSIRUPとコラボするなど、今多くの注目を集めているシンガポールのR&Bバンド、brb.がコラボした最新シングルをセレクト。ハッキリ言ってコレ最高!!初めて聴いた時、てっきりUKの若手バンドかと思ってしまったけれど、(と言うのも、2002年にデビューしたイギリスのThe Electric Soft Paradeの雰囲気に似ていたから)メインボーカル・Clarence Liew(クラレンス・リウ)の澄んだ歌声のハーモニーと、Shin Sakiuraらしい、しなやかグルーヴをギターに練り込んだ、ビューティフル・エモ。マジで今すぐ聴いて欲しいスペシャルなグッドソング!自分で書いててテンションがおかしい笑
2022.8.24 Single
https://spincoaster.com/news/shin-sakiura-wild-child-feat-brb
3曲目、「OTT」 easy life , BENEE
続いては、今週の洋楽1曲目。
2022年Summer Sonic(マウンテンステージ)にも出演した、イギリス・レスター出身の5人組バンド、easy lifeと、ニュージーランドのシンガー、BENEE(ベニー)をゲストに招いたシングル曲をセレクト。フロントマン、マレーの脱力感のある歌や、ベニーとの柔らかな掛け合いが心地いい。サマソニのステージは配信で見ましたが、もっとテンションの高いパーティー感のあるバンドだと勝手に想像していて、バンドの持つ雰囲気は"ハイテンション"とは別の、自身を取り巻く世界との距離を正確に捉えた芯の強さみたいなものを、バリバリに感じて、単独行けばよかったと後悔。
ちなみに、この曲の歌詞を翻訳機(DeepL)にかけても、ニュアンスが難しくて…。個人的には"インターネットの高速化(over the top)で潜り続けるより、ゆっくりしてもいいんじゃない?"という内容だと受け止めました。8曲目に入れているclaquepotのシングルとも通じるものがありそう。
2022.7.5 Single
https://skream.jp/news/2022/07/easy_life_benee_ott.php
↓↓ 面白いインタビューがあったので貼って置きます!読んで!
4曲目、「nothin'」illiomote
続く4曲目は、ボーカルとギターを担当するYOCO(ヨーコ)と、ギターとサンプリングを担当するMAIYA(マイヤ)、幼稚園からの幼馴染という2人組ユニット、illiomote(イリオモテ)。7月にリリースした最新EPより「nothin'」をセレクト。柔和なシンセとエッジのあるギターによる音のコントラストや、歌とコーラスのハーモニーが好きで、ずっとプレイリストに入れたかった曲です。「ジャンルレス」という言葉ではちょっと説明不足な気がしますが、サブスク・ネイティブ世代の彼女達にとって、ポップスもロックも、ヒップホップや、レゲエ、ハウス、テクノも全て、カテゴライズする必要が無かったのかと。気持ちよく音楽を奏でて、気持ちよく歌を歌う、そんなシンプルな楽しさがサウンドに詰まっている気がします。楽曲によって印象も変わるので他の曲も是非!
2022.7.27 EP「side_effects+.」
https://spincoaster.com/news/illiomote-side_effects-release-party
https://realsound.jp/2020/04/post-534676.html
5曲目、「MINT」高瀬統也
続いては、2020年にリリースした1stEPが香港のエレクトロニックトップチャートで1位を獲得し、現在TikTokでも注目を集める、愛知県出身のシンガーソングライター、高瀬統也の8作目となるデジタルシングルをセレクト。カセットテープで再生したようなイントロや、ゆったりとしたトラックが、やるせない歌詞と相俟って、胸の奥に深く刺さる。「キスはミントのガムを〜」と歌う歌詞に衝撃を受けましたが、それでも好きになってしまう人や、押さえられない恋心は分かる気がします。聴き触りのいい彼の歌声のせいか、聴き終わった瞬間にリプレイしたくなる1曲。恋する全ての人に贈りたい。
2022.8.10 single
https://magazine.tunecore.co.jp/newrelease/240133/
6.Tremolo / Chilli Beans.
続く6曲目は、2019年に結成、今年のSummer Sonic(ビーチステージ)にも出演するなど、今注目を集めるスリーピースバンド、チリビーンズ。CMタイアップに起用された「Tremolo」をセレクト。以前のプレイリストで、アンドロンを紹介した事がありますが、既にストーリーが始まっているところからAメロが始まり、サビを全員で歌う事で一気に感情が溢れ出し、ストーリーの中に飲み込まれる感覚になる。洋楽をルーツに持つとプロフィールにありますが、正直に言うと、洋楽と邦楽を分けて聴いた事がないので、ポイントがイマイチ分かりません。でも踊り出したくなるグルーヴや、陽気そうに見えてちょっと寂しそうに締めるメロディーとか、テンションガチ上がりのラップ・バースも、全部詰め込んでくるバランス感覚が素晴らしい。ライブで聴いたら盛り上がりそうな1曲。
2022.3.2 EP「Daydream」
https://realsound.jp/2022/03/post-978600.html
https://tower.jp/article/feature_item/2022/05/02/0705
7曲目、「It Only Takes Two 」Surfaces
続いては、今週の洋楽2曲目。
アメリカ・テキサス出身のサーフ・ポップデュオ。サーフィセス。8月末にリリースされたニューアルバム「Hidden Youth」よりセレクト。2:39という短い時間の中に、運命した出会いをし2人の物語が凝縮。ゆるっとしたメロディーなのに、どこか胸の奥が熱くなるのは、このグルーヴ感なのか、この歌声のせいなのか。最新アルバムもリリースされているのでじっくりと聴き込みたいアーティストです。
2022.8.26 Album 「Hidden Youth」
https://butters.jp/freshpicks/surfaces/
8曲目、「okashi」claquepot
続く8曲目、顔出しやプロフィールは公開せず、自身で楽曲のプロデュースまで手がけるシンガーソングライター、claquepot(クラックポット)のニューシングルをセレクト。気持ちがパッと明るくなるような陽気なメロディーに「今この瞬間を存分に味わおう」と歌う、ポジティブソング。M3のeasy lifeの楽曲にも通じるものを感じました。リズムのゆったりとしたチルな雰囲気に、洗練された歌詞のやメロディーセンスは完璧!あと、イントロのコーラスがJackson 5のサンプリングみたいで、I Want You Backが始まりそうって思いました笑
2022.8.10 Single
https://avex-management.jp/news/210914_8609
余談ですが、図書館から「限りある時間の使い方」という本を借り読んでます。目から鱗というか、本当に「今この瞬間を!」という気持ちになれると思うので、機会があったら是非。
9曲目、「Safari Night」Pictured Resort
続いては、その名の通りリゾート感溢れるトロピカルなサウンドで、ドリーム・ポップやAORを奏でるPictured Resort(ピクチャード・リソート)。今年7月にリリースされた最新アルバム「Once Upon A Season」よりセレクト。鍵盤とギターの音色が心地よく、ウィスパーな歌声がナイトシーンを彩ってくれる大人のチルウェーブ。夏の終わり、もしくは秋の入り口に聴きたい1曲。
2022.7.6 Album「Once Upon A Season」
https://spincoaster.com/news/pictured-resort-release-3rd-album
https://sensa.jp/news/20210511-pr.html
毎週作っているプレイリストですが、前半は元気よく、後半はちょっとクールダウンするイメージで作ってるんですが、改めて聴くと急にテンション下げすぎたかも知れない…ドンマイ!
10曲目、「ファジーサマー」Lucky Kilimanjaro
今週のラストを飾るのは、2018年に<ドリーミュージック>よりメジャーデビューを果たした6人組バンド、ラッキーキリマンジャロ。今年7月にリリースしたニューシングルをセレクト。片想いの少し前の、もどかしい気持ちを表現した歌詞と、過ぎて行く夏の景色をビートに乗せた、ラッキリらしい歌モノ・ダンストラック。
気持ちと感情がいつでもリンクし合えば、もっと素直に、もっと楽に生きられるのかも知れないけれど、そんな簡単な事じゃないから、今はただ、好きな音楽を聴く。それだけで充分かも知れません。
2022.7.13 Single w/c 地獄の踊り場
https://spincoaster.com/news/lucky-kilimanjaro-fuzzy-summer-mv
今週覚えておきたいワード
#brb #OTT #easylife #Surfaces #JUVENILE #ShinSakiura #lliomote #高瀬統也 #ChilliBeans #claquepot #PicturedResort #Lucky Kilimanjaro #自分の時間は自分のもの #限りある時間の使い方
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