早いもので、1月がもうすぐ終わり
2022年の1/12が終わってしまった…そんな焦りを感じております。
思えば2020年のこの時期から、世界も生活も激変してしまった訳ですが、
今年1月に発表された作品には、今だからこそアウトプット出来る、この2年間の焦りや不安、悩みや葛藤が綴られているように感じます。
同じように、悩みや葛藤を抱いている人に
少しでも気持ちが軽くなるように、今週聴いて欲しい10曲を集めました。
1.さよならクレール / 中村佳穂
2.Uzu / Schuwa Schuwa
3.旅の途中 feat.Kan Sano / Shin Sakiura
4.yonder / Jam Fuzz Kid
5.C'mon People (We're Making It Now) feat.Liam Gallagher[Don't Stop Now Mix] / Richard Ashcroft
6.生活 / mabuta
7.カランコエ / ハク。
8.EASY ON ME / HONNE
9.調子にのるな / C子あまね
10.BITTER! / LUCKY TAPES
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>>楽曲の解説<<
1.さよならクレール / 中村佳穂
ソース:https://natalie.mu/music/news/461395
歌詞:https://s.awa.fm/track/b8eae88349d4b9844567
2022.1.19 Release Single
2021年公開の映画「竜とそばかすの姫」で声優と劇中歌を務めた京都出身のシンガーソングライター、中村佳穂。今年3月にリリースされる最新アルバムより、先行配信された楽曲をセレクト。彼女の歌唱力は勿論のこと、全パートの繊細かつテクニカルな情景描写が衝撃的。特にJ-Popでは聴かないようなリズム隊はトリハダもの。サウンド面で"迷宮"を描き、迷いながらも進んでいく"人"を中村佳穂の歌が表現しているように感じました。既にビッグアーティストですが、1度聴いたら忘れられなくなる1曲です。
2.Uzu / Schuwa Schuwa
ソース:https://spaceshowermusic.com/news/159591/
歌詞:https://utaten.com/lyric/mi22012424/
2022.1.19 Release Single
2019年に結成した男女デュオ、しゅわしゅわ。1stシングルをチョイス。アートワークの水面を連想するような、透明度としなやかさのある紺世晃子の歌声が心地よく、ちょうどいい力加減。大人の休日にフィットするポップス meets ヒップホップ。メロディーバースもラップシーンも、ふっと肩の力が抜けるて癒される。アレンジ/ミックスにはWONKの荒田洸が参加しているとのこと。
3.旅の途中 feat.Kan Sano / Shin Sakiura
ソース:https://ototoy.jp/_/default/p/1126936
歌詞:https://s.awa.fm/track/905591004160524c2539
2022.1.19 Release Single
トラックメイカー/プロデューサーのShin Sakiuraと、キーボーディスト/プロデューサーのKan Sanoによる最新のコラボ曲をチョイス。ソウルやダブの要素を入れつつ、今回の楽曲はメッセージ性が強い歌モノといった印象に。打ち明けるように語り出すAメロから、サビに向かって徐々に盛り上がるサウンド。まるでひと踏み毎に"光"に向かって進んでいるように暖かい。「不安や焦りも、まだ先がある証拠」と背中を押してくれる1曲。
4.yonder / Jam Fuzz Kid
ソース:https://ototoy.jp/_/default/p/1126697
歌詞:https://recochoku.jp/song/S1007703624/ (MVに和訳あり)
2022.1.21 Release Single
東京を拠点に活動するロックバンド、ジャムファズキッド。2019年に発表したシングル曲を再録バージョンとして配信リリース。UKロックへのリスペクトが伝わる"泣きメロ"のギターが胸に刺さるロック・バラード。Jam Fuzz Kidの魅力はボーカル・今村の歌声にも秘められている。全編英詩で綴られたメッセージは、たとえ和訳がなくても直接心に届いてくる。既に報じられいる通り、メンバーの脱退に重なる歌詞に思わず泣けたし、タイトルの指すイメージ通り、"今の一瞬"を閉じ込めた1曲。今後の活動も見守っていたい。
5.C'mon People (We're Making It Now) feat.Liam Gallagher[Don't Stop Now Mix] / Richard Ashcroft
ソース:https://www.hmv.co.jp/news/article/2109131025/
歌詞:https://www.kkbox.com/jp/ja/song/x8FO8Dz09C4S1ZVdxZVdx0P4-index.html
2022.1.14 Release Single
1992年にThe Verveのボーカリストとしてデビューしたリチャード・アシュクロフト。2000年に発表したソロデビュー時の楽曲を、元OASISのリアム・ギャラガーとディエットし、今回のリリースは更に最新Verとのこと(聴き比べてみると前verよりアッパーな印象に)ブリットポップど直球なメロディーは一度聴いたら耳から離れない。一緒に歌いたくなるサビのフレーズには、さすがとしか言えません。
6.生活 / mabuta
ソース:https://ototoy.jp/_/default/p/1096709
2022.1.19 Release 3rd mini Album「LANDMARK」
埼玉県、秩父発の4人組バンド、まぶた。3枚目となるミニアルバムよりセレクト。収録曲の中では一番もの静かな印象だが、メロディーから溢れる悲しみに似た感情がヒリヒリと痛いのに、歌声やギターの音色が美しく、もの静かだからこそ感情の描写がより迫ってくる。センシティブという言葉ではもの足りなくてもどかしい、儚さと美しさを兼ね備えた1曲。
7.カランコエ / ハク。
ソース:https://tower.jp/article/feature_item/2021/11/24/0705
歌詞:https://s.awa.fm/track/79a6c7bf54b901e0a992
2022.1.19 Release 1st Album「若者日記」
2019年に結成した大阪出身の4人組バンド「ハク。」昨年の『十代白書』でグランプリを獲得した彼女たちの1stミニアルバムがリリース。歌詞のストーリーが素晴らしいのはもちろん、ツインギターと歌のコントラストが絶妙で、言葉の1つ1つが染み込むように胸に届く。きっとコーラスワークの巧さも、ストーリーの奥行きを生み出しているんだろう。サビの張り上げる瞬間、この一瞬を閉じ込めておきたくなる。多分この先ずっと好きな曲だと思う。
8.EASY ON ME / HONNE
ソース:https://tower.jp/article/feature_item/2021/07/30/0111
歌詞:https://www.kkbox.com/jp/ja/song/7zs00-5KsCOpyMgEpyMgE0XL-index.html
2021.10.22 Release 3rd Album 「Let's Just Say the World Ended a Week from Now, What Would You Do?」
ロンドンのエレクトロ・ユニット、ホンネ。2021年10月にリリースした3rdアルバムよりチョイス。アコースティックな音色のトラックと、ゆったりとしたビートや歌声が心地のいい1曲。ギターロックが続いたので、リラックスできそうな楽曲を入れました。タイトルは直訳すると「私に優しくして(=お手柔らかに)」となるそうです。来日できるようになったら、絶対にライブに行きたいアーティストです。
9.調子にのるな / C子あまね
ソース:https://ototoy.jp/_/default/p/1086658
2022.1.12 Release EP「深み」
2020年に始動した音楽プロジェクト集団、C子あまね。昨年17歳のシンガー・kimiiを迎え、新たに3曲入りのEPをリリース。ジャズ、ファンク、ポップスを混ぜ合わせ、一番ワクワクするところのエキスを抽出した、まさにスイングしたくなる1曲。kimiiの才能溢れる歌声に酔いつつ、ピアノやホーンを含むバンドサウンドの豊かさにうっとりとトリップしてしまう。イントロからアウトロまでで、1つの映画を見ているような濃密な展開も素晴らしい。
10.BITTER! / LUCKY TAPES
ソース:https://spincoaster.com/news/lucky-tapes-release-new-single-bitter
歌詞:https://www.uta-net.com/song/312508/
2021.12.24 Release Single
2014年に結成した3人組バンド、ラッキーテープス。サッポロ黒ラベルのキャンペーンに提供された楽曲をチョイス。悩みのない人生が無いように、悩みの無い人も少ない訳で、誰かと共有し合うのも一つの解決手段、最後はビールで乾杯しよう!という流れにしました。リズムに沿って飛び跳ねるような歌や、サビを彩るホーンが気持ちを一層軽やかにしてくれる。ラストの瓶ビールの開く音が「お疲れ様」と言われているような気分です。(シャンパンにも聞こえなくもない)
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今週も読んでくださってありがとうございます!
来週も素敵な音楽と出会えますように、それではいい週末をお過ごしください。
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