M1.
2021年の幕開けは、個人的にBuzzcocksと決めていたので1曲目にセレクト。今年はロックンロールが流行るのではないか?と思っていたのですが、70年代のパンクロックを今聴いても色褪せていないどころか、綺麗に一周回っていて新鮮味を感じている。
M2.
2019年に新潟で結成された2人組ガールズバンド、ペリウィンクルス。昨年12月にP-Vineからリリースされたデビューアルバムより1曲を。90年代を思わせるインディーズサウンドが癖になりそうです、どろっとしてる質感が好き。
M3.
スリーマーケッツ、3年ぶりとなる2ndアルバムより。「100万円あったら死なない」というストーリーにクスっと笑ってしまいました。以下、今週の新譜はどこか「不安」や「孤独」を抱えた歌詞が多いなぁと思ったので、このポジティプさが大事かと。
M4.
昨年より、音楽配信サイトを中心に注目を集めているユニット、空白ごっこ。2021年の元旦に発表された新曲がこちら。心地のいい疾走感をハイトーンな歌声と歌詞が焦燥に変えてグイグイと惹きこまれてしまう。日本人なら好き、というこのメロディー、一聴の価値あり。
M5.
1996年に発表されたミッシェルの2ndアルバムに収録されている1曲(7インチ盤のリリィのカップリングにも収録)思春期ならではの無邪気と天邪鬼が詰まっていて、なんだか今の楽曲と並べてもいいのでは?と思ったので。アベフトシのギターは今聴いても凄まじくかっこいい。
M6.
OKAMOTO'Sのフロントマン、オカモトショウ。ソロ作第4弾となる新曲。トラックメイカーとしても活躍するAAAMYYY(Tempalay)をフューチャーし5分を超える大作。様々な葛藤と迷いを抱えながらも夢を信じていたいと展開していくサウンドにも注目。OKAMOTO'Sってどこまで伸びしろあるの?って毎回驚かされる。
M7.
流れで聴いてもらえれば分かると思うけど、私もレディオヘッド聴きたくなったのよ。
90年代の後半から2000年という時代に、物凄くレディオヘッドを聴いていたけれど。当時の自分を支えてくれた音楽は数年後に"負の象徴"と変化して「レディオヘッドを聴くと落ち込む」という現象が起きていました。だけど去年1年間の休息は全てをフラットにしてくれたのか、今聴いても落ち込まない。1995年に発表された2ndアルバム「The Bends」に収録。
M8.
2019年より始動した、80年代ソングのカバープロジェクト、トキメキレコーズ。東京を拠点に活動するMimeのボーカル・ひかりを迎えて、1996年に発表された中谷美紀のデビュー曲をカバー。作曲、プロデュースは坂本龍一。繊細なメロディーとウィスパーな歌声が印象的な1曲、この曲と「砂の果実」は紛れもない名曲。
M9.
埼玉出身のラッパー/トラックメイカー、キッド・フレシノ。2年ぶりとなるフルアルバムがリリース。スムースな英語のフロウや、エレクトロニカな美メロトラックと、他ジャンルのアーティストとのコラボ楽曲など、アルバム1枚通しておすすめ。プレイリストで流れで聴けるように、生楽器の音が映える、toeのリミックスバージョンになってます。
M.10
シンガーソングライター/マルチアーティスト、バウンディ。12月27日に配信にてリリースした新曲。コロナ禍に苦しむ全ての人に、この世界の秘密を伝えたい。やはり2020年という1年を踏襲した楽曲は、どこか不安と孤独が伺える。それでもあっけらかんとしたポジティブなメロディーをつけて、諦めるでもなく、怒るでもない、世界観が素晴らしい。
以上です
0コメント